リハビリは裏切らない

「ふく福音頭」の作詞は美祢小杉の高見さん。田んぼまで足を運び「新聞でみた。今年の紅白間違いない」と言ったら「あんたがいつか、せっかくの詞だから曲をつけたらどうかと言うたろうが」わたしが背中を押したとじいちゃんは言う。100枚CDを自主制作したが配るあてもない「わかった。下関の福なら、総大将は唐戸魚市場の松村社長。松村社長経由で中尾市長。二枚預からせてもらおう。ただし、聴いてもらうことが目的でよければ」じいちゃん大喜びで、その二枚とわたしに一枚いただいた。木曜日にお届けする。なかなか楽しい音頭と思うが紅白は。
9月になりラジオは、午前は藤井彩子。午後は山田まりや。藤井アナは8月、再婚旅行で行ったマチュピチュ話題で盛り上がり。
山田まりやの番組に永六輔さんが90分出演した。46年続いたラジオ番組「誰かとどこかで」が今月終了。一万数千回の番組で休んだことは一度もないが、パーキソン病の進行で言葉が不自由になられたからの終了。わたしが永さんを尊敬したのは、永さんに民族学習の宮本常一がいつも「現場で考えろ」と言われ、東北の震災現場をすぐに不自由な身体で精力的にまわられたこと。

病気になっても、病人になるな。

リハビリは裏切らない
このふたつの言葉を書き留めた。