百田尚樹節で心が元気に

10月16日産経新聞の一面トップは。
元慰安婦報告書ずさん調査 氏名含め証言曖昧 河野談話根拠崩れる(本紙入手)
このスクープはこれから意味を持つと思い保存している。
自由民主党の山口県政経セミナーが山口市のホテルかめ福で午後から開催され参加した。
講師の百田尚樹先生が「海賊とよばれた男」で描かれた、戦後の日本をささえた精神を拝聴したかった。理由は。プロジェクトX初回の放送で、無理だと言われた富士山頂にヘリコプターでレーダードームの骨組みを運んだ男。0式艦上戦闘機の教官として若い命を特攻隊で散らす任務を担った。だから、命をかけてでも国家事業に飛んだ。8月15日。
わたしはこの番組をみて、あの戦争から生還した男たちは、なぜ自分の命があったかを自問する場面があったのではないかと思った。だから、空襲で焦土と化した日本で、300万人もの犠牲を払い(戦争未亡人・働き手を失ったり父親を失った悲しみの日本)しかし、この国を再建する情熱に燃えた男たちがゼロではなくマイナス(莫大な戦争補償金)からの出発をした。
そのエネルギーを百田節で聴くことができた。はじめは朝日新聞の自虐的歴史認識からはじまり、戦後の復興を果たした、明治、大正生まれの人たちを出光興産を舞台に、あのイギリスを相手に石油戦争に挑んだ男たちを百田先生は目に涙を浮かべて語り尽くした。確かに出光興産も日章丸船長も生え抜きかも知れないが、その戦いをささえた官僚も保険会社も銀行も、すべてマニュアル違反をして。いまは日本が復興するための石油がいる俺の首がとんでもよい。その国を愛する心がひとつになりイギリスに勝った「日章丸事件」を詳細に語られ満場の拍手がわき上がった。
わたしは、この誇り高い日本にうまれてよかったと元気をいただいた。

今朝の母は妄想のなかにおり、いろいろ物語を聞かせてくれる。
わたしが母の立場になったとき、母のように面白い物語を語れたらよいが。