ツバメで春到来!


早朝からの採卵で助手席に犬をわざわざのせている養鶏家はまれであろう。健太同伴の2日目で気がついたことは、日の出の時間になると全身が硬直して震えがはじまる。抱いてやっても震えはとまらない。このときスイッチが入って周囲の物に噛みつくのであろうと理解できた。この犬としっかり向き合わねばならないと思った。
小野田市のMさん宅に昼前に配達に行ったら電線にツバメが1羽とまって大きな声でさえずっていた「来ましたね!」と言うと奥さんはすぐに納屋の戸を開けに出た。スーッと納屋にツバメは入った。納屋にはいる電線を利用してヘビが入るので電線の位置までかえたのは数年前。ツバメを待つ気持ちが気持ちよく伝わった。配達最後のお宅で薄桃色の花が枝一面についていたので「桜が満開ですね」と言うと「あれは杏(あんず)の花なんです」と教えてもらった。
春到来の話題で一日が終わったが、明朝は霜注意報が出た。氷点下になると思う。今夜から松原酒店の大麦焼酎「鶏口となるも牛後となるなかれ」を開封して酔った酔った。この言葉の意味を松原店主に尋ねてみよう。