井上酒店に敬礼!

待ち遠しい立春。その日をむかえた。
きのう節分で邪気を祓った、新春を「五橋 立春朝搾り特別限定」を井上酒店が深夜に岩国までオンボロ軽四で走り酒好きに提供してくれる。
井上さんに卵を届ける時間は11時ごろ、その時間は宇部に向いて戻っている。午後から新酒を受けとる約束をしていた。
朝、クーラーボックスに蓄冷剤を入れて車に乗せた「今夜は刺身」今村さんのお宅で新酒で刺身を話題にしたら新酒のご注文。お駄賃にご主人が仙崎から乗り合い船で釣り上げた大きな鯛(焼くだけ下処理済み冷凍)を「解凍して焼くまえ30分前に塩をふってください」とクーラーボックスに頂戴した。
2時前に井上酒店に到着。店主は満面の笑みをうかべて「今夜は冷やして楽しんでください」卵も井上さんと同じ心意気でやっている。刺身になるもの二品買ってクーラーに入れた。今夜は農園泊まりの家内も刺身を偶然用意していた。
衆参の委員会質疑が連日ラジオで報じられ聞いている。きのう火曜日NHKラジオ「すっぴん」パーソナリティーの津田大介さんが私的なコメントを電波にのせた。
イスラム国により殺害された日本人に対して「自己責任」の意見が多く残念。こんな私的な発言が公共電波にのる不自然を感じた。
わたしは、ずっとその「自己責任」つまり、いろいろと危険地域に行ったことを肯定する論調があるにしろ。
委員会の質疑で明らかになったことは「危ないから行くな」という政府勧告を3度も受けてもなお危険な地域に「自己責任」と映像に遺して赴いた人。
自己責任は「あなたの命」ではない。日本の国家が動いた。その責任は誰が負うのか。
加えて思うのは映画「明日への遺言(事実)」では、名古屋空襲をしたB29爆撃機が撃墜されパイロットが陸軍中将 岡田資(たすく)の判断でパイロットは斬首処刑された。戦後、横浜法廷での岡田中将の斬首処刑理由は、アメリカ軍による無差別爆撃の非人道的行為だった。
ツイッターで生きながら焼かれるヨルダン人パイロットの画像(動画はパス)は見た。
岡田中将の行為は日本人のなかでは美化されている。
農園に戻り新酒をクーラーボックスから出してグラスで2杯あおった。フレッシュな甘さが味わえた。井上さんに敬礼!