仕事は半日の土曜日

テレビカメラを72時間同じ場所で構え、その場所を通過する人々から世相を読みなとくNHK番組がある「ドキュメント72」。
昨夜は都内JR駅構内の金券ショップが舞台だった。知ってはいるが利用したことがないわたしは、そこがどういう場所か興味深く見た。印象に残っているインタビューは、これから競馬に向かう電車の切符を買い求めた男性。10円にも満たない節約に足を運ぶ。
先週は羽田空港で掃除をする、日本一掃除の達人女性だった。子供が寝転んでも汚れないフロア。鏡を使い見えない場所の汚れを見つける。その動作は笑顔だった。17歳から(多分いまは50歳をこえているか)この仕事一筋。いまは羽田空港全区画の掃除のまとめ役。彼女が「掃除は地位の低い仕事だと思っていたころは笑顔は出ませんでした。今は空港を利用するお客さまが、掃除をしているわたしに声をかけてくださいます」と。
わたしの母も30数年、工学部の用務員で掃除や草刈りが仕事だった。卑屈なところはなく、官舎のみなさんからよくしていただいた。電話もテレビも、わたしの家はご近所だった。

冬場は交通の難所、萩に下る「雲雀峠」を今朝は8時過ぎに通過した。路肩に少しの残雪だったが上下線でスリップ自損事故が2件あり事故処理中だった。
昼前に農園に戻り、午後からEテレ録画「タブレット・アプリの使い方」を一時停止しながらタブレットを操作して勉強した。
高齢犬の太郎。日増しに足が弱っている。ご飯も歯茎が悪くドッグフードが噛みにくいので1時間ぐらいかかる。いよいよ噛めなくなるまでやわらかい食事にはしない。かわいそうでも歩かせる。