充実の金曜日

金曜日は週のなかで仕事をしない日になった。わたしが仕事を辞めるまでには、仕事をしない日が週の全部になるようゆるやかに移行している。
朝はゆっくり犬を3頭歩かせる。日頃は仕事がありゆっくりはできない。コーヒーは新聞(電子版)を読みながら2杯。8時までに「わたしの1日コンディション」が整った。
「よしの」さんからバトンを受けた山口新聞リレーエッセー(1200文字)を1時間で完成。テーマは先月の神戸慰霊行事。明日の朝、推敲して宇部支局に送信する。
今朝の母は精神的に不安定。「死ぬ」ことがこわくて大声も出す。わたしに「そばに居てくれ、あんたは神様じゃ」とも言った。しばらく寄り添い「また来るから」と耳元に言うとうなずいたから部屋を出た。
持世寺温泉「上の湯」で、ぬるいかけ流しのお湯を楽しんだ。温泉隣の豆腐工房が開店しており、できたてのあたたかい豆腐を一丁買い、無料のオカラをひと袋いただいた。
農園に帰る途中、コンビニでプレミアムビールのロング缶を1本、金曜日の贅沢。
豆腐にカツオとネギを添えポン酢が肴で昼ごはん。家内がわたしの夕食にオカラを炊いて自宅に帰った。
午後は昼寝。Eテレ高校講座で「日中戦争」と「朝鮮植民地」の2本を見た。高校生に歴史を教える視点を理解できた。
きょうの一番関心があったニュースは、香港では先のデモを主導した大学生が、高校生や中学生に政治を教えていたこと。数年あとには彼らが有権者になる。学ぶことは正しい力になると感じた。