母が喜んでくれた

朝食の終わるころ母に会いに行った。故郷の斐川町直江の駅や古い街並み、寺に神社などたくさん撮った写真を、タブレットを両手で持って見た。見覚えのある足立家の墓はしみじみと見た「ご親切にありがとうございました」と他人行儀な言葉をわたしにかけてくれた。嬉しかったのだろう。
県立美術館で開催中の篠山紀信展の招待券を一枚いただいている。来週で催しが終わる。思いきって山口市に向かった。
わたしが入館したとき、どこかの特別なお客さまと一緒になり、学芸員が解説する側でコバンザメをやった。解説を聞きながらの作品108点は圧巻だった。
特に大迫力は歌舞伎座。最新のデジタルカメラを客席後方から据え、役者の汗まで撮っていた。解説によると、フィルムではここまで鮮明に撮れない。カラープリンターは世界最新鋭の精度。この歌舞伎座作品は、現在の技術力が裏打ちしていると。歌舞伎座約30点はよかった。
樋口可南子の日本初のヘアヌード写真集を出したのも篠山紀信。自宅の書棚にあるから農園に移そう。
湯田温泉「温泉の杜」に立ち寄り湯をした。ジャグジーで痛い痛風の足親指をマッサージした。
昼間、ハッピーは昔のヤギ小屋。健太は村上棟梁渾身のガレージ。これから暑くなりガレージの健太は屋根からの暑さに耐えられるように、ホームセンターで日除けシートを買い取り付けた。