山本一力さん来山

児玉清さん。読書家でたくさんの書評をラジオで聞いた。そのなかでも一番評価がよかったと思えた作家を「彼は江戸を見てきた」とまで言わせた 山本一力。それならばと書店に立ち寄り「まとい大名」を買った。
江戸の火事場を火消しが走る。水の消火ではなく、風向きをみて、火を止める家屋のうち壊し。ここまで壊せと「まとい」持ちが屋根でまといを振り上げる。まとい持ちを炎で焼かないよう火消衆は腕力まかせで家を壊す。壊されたら困る住民との喧騒が活字から伝わり、臨場感あふれる江戸だった。
一力さんの故郷、高知県で現在もつくられる酒「司牡丹」も一気に読んだ。
たくさんの仕事を経験されて作家。その声は野太く惚れてしまう。
その一力さんが来山される案内が以下届いた。

■夢トークinやまぐち講演会「人の世の情けを描き続けて」
【講師】作家 山本一力氏
【日時】10月 11日(日)13:30〜15:00
【場所】山口県セミナーパーク 講堂
【定員】300名
【申込期間】8月20日(木)〜9月17日(木)必着
※定員を超えた場合は抽選とします

▼お申込みは山口県ひとづくり財団HPから
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