お榊

朝6時。気温20度。くもりのち晴れ。最高気温29度。湿度がややあり、久しぶりに大汗をかきながらの採卵。

鶏も夏場に減った体重を戻そうと必死に餌を食べる。カレンダーや昔の統計を鶏自身は見ることはないと思うが、気候の移り変わりには私たちより敏感。

給餌の負担はIさんにかかる。今日も500キロ近くの餌を鶏舎に運んでくれた。明日の朝も、好調な産卵状態であるだろうと期待する。

2年ぐらい前からタマゴをお届けしている「お榊屋さん」。

今年の新芽が出る時期、ご職業をはじめてお聞きし、我が家の「お榊」を月に二回お願いしている。

山から榊を切り出し、自宅へ持ち帰り、榊を整えてまとめる。

それを、お約束があるお客さまや市場へ出荷することを生業とされている。

毎月1日、15日前の月曜日に、自宅と農園の神前に供えるお榊を用意してタマゴを待っていて下さる。

気さくな奥さまとの受け渡しだが、車に「お榊」を積みながらの配達は考えることが多い。

だらしない私に節目を教えて下さり、ありがとうございます。

あだしまさし。