プーチン大統領来日

朝、6時。気温3度。くもり時々雨。最高気温6度。気温を一階段さげる雨。今日からフリースをやめ、薄いダウンジャケットに着替える。

夜がまだ明けない自宅近くの「山口宇部無料道路」の出入り口で交通規制。事故だと思いゆっくり通過、機動隊がバリケードを設置中。

今日はプーチン大統領が来日。宇部空港へ着陸し、大谷山荘まで陸路「長門市」まで。配達に影響しないようにと眠たい目をこすりながらアクセルを踏む。

今年も残り半月。いつものように慌しく発注受注調整をする。

飼料会社からは「一方的」に受注確認。以前は、もう少し弾力ある注文が出来ていた。餌を切らすわけいかなし、ストックできる量も決まっている。

明日からの寒気が心配。寒さに耐えて産卵してくれているので体力の消耗も激しいであろう。鶏にしっかり体力つけて欲しいが色々と縛りが多いのが悩みの種。

気忙しいが何かを飛び越えて一日を進めることは出来ないので、一緒に働く皆さんには出来るだけ「いつもどおり」の仕事を進めてもらう。

堆肥の搬出も、週末に農家さんが2人受け取りに来園してもらう予定をつける。

農園の仕事を終え配達に出ると2号線とプーチン大統領が通過する道に交わる所は未だ厳戒態勢。

信号待ちで携帯ニュースを確認するとロシア出発時間が遅れ到着時間未定の記事を目にしながら、機動隊や警察官が検問する道路を避けて宇部市内へ向かう。

190号線と宇部空港から山口方面へ抜ける山口宇部道路が交わる大沢交差点で今まで経験したことない渋滞に巻き込まれ、江頭付近から徐行運転だったが、交差点手前で完全に車の流れが止まった。

あと5台というところの17時前。曇り空の上空ではヘリコプターが大きな音を立てて飛び回り、交差点の向こうからは街宣車で大きな声で「北方領土ナントカ」と不気味なうなり声が聞こえる。

20分ほどで規制解除。急ぎ足で配達をしながら「小川蜜カスさま」へ最終打ち合わせと商品の受け取りへ。

急な企画で無理をお願いした小川社長さまに頭を下げながら、最終的な受注数を伝え、私どもの希望する受け取り期日を伝える。

カステラ一枚から何本の商品が出来、製造にかかる時間、一枚あたりに使うタマゴの数を何度もお聞きしていた。

この時期だけ、鶏に「今日から年末まで2個ずつ産んで下さい」とも言えず、農園の生産量の範囲内で先週末からタマゴを計量しながら納品してきた。

来週月曜日からのお届け分の目処がたつ。

まだまだ短い期間での仕事が山積みだが笑顔で正月が迎えられるような気がする。

今日も一日ありがとうございました。

あだちまさし。