暑かった農園夕方


オケラ。子供のころ捕まえたとき「おまえのチンコはどれぐらい」と言うと、オケラは前足を広げて「このぐらい?」とする動作がおもしろかった。この時期、夕方になるとそのオケラが灯りに集まる。その集まりかたはタテになって羽根をふるわせて、ヘリコプターのホバーリングのように空中にとどまるのである。一言で表現するならば「ホタルイカ」のようでもある。
夕方になるとわたしが刈り終えた面積に飛来する大きなトビがいる。バッタやカエルを食べている。カラスも家族で集まってだんらんしているようにも思う。子供をヘビに全部とられたツバメ夫婦も電線にとまって仲良くしている。犬たちは暑かったので特別メニューの牛乳かけフードで大満足。ウナギ釣りの人が集まりはじめた。農園夕方の風景。