私の都合ではどうにもならない事

朝6時。気温16度。くもり。最高気温26度。体感でだが少しずつ湿度が上がってきていることを感じる。

ひと雨欲しいので、寝起きに週間天気を調べるのが日課。来週の水曜日あたりから雨が期待できそうだが、「梅雨入り」かもしれないので、

来週の木曜日に近所の農家さんと段取りしていた「堆肥の搬出」作業ができるか心配。ただ雨は欲しい。

人の都合で鶏は働いてくれず、天地の働きも自分の都合で、どうすることもできない。ただただ祈りながら気持ちを整え、準備をし、毎日の営みを続けていく。

朝、農園へ向う道すがら宇部市の水瓶「小野湖」の上流を経由しながら車を走らせる。

湖底を露わにした上流は、湖底の土が干上がりひび割れている。

今朝、Fさんと朝の採卵を追え、浅井戸周辺への散水をする。

彼はホースを接続しながら、水が減り遠くなった川辺までホースを伸ばし、私は4日分の混合油をつくり、灌水ポンプをセットし始動する。

川の水を直接、鶏舎に運べば短時間で簡単だが、少しずつ井戸の周辺に散水し、川の水をろ過してもらう作業。時間もかかれば油も使う。

ただ、水を汲み上げる川があっての出来る仕事。

思うようにいかない毎日の中、感謝の気持ちだけは忘れていけいないと感じた。

あだちまさし。