ログの訃報


平山智昭先生は、前の仕事で自費出版のお手伝いをしたご縁。小野で晴耕雨読の毎日。いつも姿勢がよい。小野地域にまつわる修験道・神道・仏教260あまりの史跡を調査された大作「ふるさとの神さま仏さま」という出版をされた。一冊持参してくださり話しは本ではなく犬。
小郡ランプの宿、畑山静枝さんが宇部日報紙に随筆を定期的に寄稿され、その内容から愛犬(ゴールデン)のログの前足ががんになり、医者は切断をすすめるけれど、それはせずに酵素の力で回復を願っておられる様子は知っていた。
そのログを「2日ほど預かってください」と平山先生に預けて宮崎に講演に行かれた。畑山さんとログの別れのとき、ログが車が見えなくなるまで動かずに見ていた姿があった。翌日、先生は結婚式で10時から自宅を出る。ログはエサを食べないで動かない。夕方4時にもどったら横になって目をとじていた。7時、おおきな息をして亡くなった。わたしも巨体のログを知っているので悲しくなった。
わが愛犬たちと悔いの残らない毎日を過ごそう。