牧君、農園を発ち


牧君が与論島など沖縄もふくめて周辺の島々を歩いてきた。言葉や文化のちがいを肌で感じた話しをたくさん宮崎弁のおお声でしゃべって帰った。
珊瑚礁が各地で悲鳴をあげているそうだ。地元の人は「おおきな台風がこないからだ」と説明した。人々にとってはやっかいな台風は、海底に沈殿してくる珊瑚にとってわるいものを荒波でクリアーしてくれるからだという。
サトウキビはその台風に強い作物で1本あたり10円ぐらいになるという。サトウキビ以外の農作物は台風でできにくい。だから農家の後継者がいなくなり、キビの収穫は専門の業者に委託する。10万円利益がある畑の3万円は委託料になりますます儲からない。現場に行かないと理解できないような話しをたくさん置き土産に農園をあとにした。今夜は録画した「ビルマの竪琴」をみてから寝よう。