朝6時。気温20度。晴れ。最高気温27度。
日差しが厳しくなる前に、川から水を散水するため、一ヶ月お世話になった「ホース」を労い片付ける。運動場がある鶏舎を採卵し配達へ出発。
心地良いというか、何か安心出来ないような風の強さ。気温が下がり手放しに喜べないような複雑な心境での運転。
小野田駅前の風見鶏通りではクルクル、クルクルで気持ちが良い。その通りの真ん中にある「うき庵工房」さんの玄関先にズラリと並ぶ風見鶏はチョーご機嫌だった。
今日は運転中に二人の同級生から連絡をいただいた。
一人は広島在住のKさん。8時すぎのショートメール。
彼は高校を卒業し、国土交通省に勤務する苦労人。べっぴんさんの奥さまと結婚し、2児のパパ。最近、広島市内にマイホームを建てたと年賀状で知らせてもらっていた。
随分と顔を合わせていないが、短い文で気遣ってくれる彼に感謝した。
もう一人は夕方ラッシュ時に着信。「ボク、ボク、ワカルゥ?」の怪しい声。広島のKさんとは間逆な感じである。
自称「芸能人」で劇団活動をしているY。彼が所属する劇団が福岡から東京へ本拠地(?)を移し、都内で生活しているらしい。
福岡から帰省する際は、たまに我が家に立ち寄ってくれ、幼い子供たちに自慢の「サイン」くれ、中森明菜のモノマネで大変楽しませてもらった。
芸能人、スターを目指す彼も今は下積み。(今も?)都内の駅をまわって「クレープ」を販売するのが仮の姿らしい。そんなウワサ話は聞いていた。
彼から「こだわりのタマゴ」を使いたいとの商談で、一瞬ボルテージは上がったが運転中だったこともあり、明日の正午ごろ詳細を聞くようにした。
帰省で立ち寄ってくれ聞かせてもらう話はいつも新鮮だった。というより驚きが多いバイト生活。ハードな肉体仕事もあれば、ソフトな如何わしい仕事。
彼が本物のスターになった時に書く「自叙伝」はベストセラーになると思う。
友人からの連絡に元気をいただきました。ありがとうございます。
あだちまさし