朝6時。気温22度。最高気温34度が13時すぎ。明け方4時の最低気温20度。晴れ。夕立なし。
川へ下り、ポンプを設置、始動させ散水開始。毎日平均5時間くらい散水するが、これだけ雨が降らないと水位は常に現状維持。川から上げて井戸まで浸透した水分が鶏が喉を潤おす糧になっている。
Fさんに採卵を任せ、発電機を始動させ電動ノコギリで薪を刻みながら焼却炉に火をつける。
コンテナ倉庫の陰で作業を始めたが、グングン日差しが強くなり、陰を求めて少しずつ発電機の位置を変えたりしながら手を動かしたが2時間ぐらいでギブアップ。
木曜日、金曜日のパートをお願いしているYさんも朝から「首タオル」。Yさんは「有帆朝市」のメンバー。鶏糞堆肥のつながりでお手伝いしていただくことになって一年半。
船木と有帆のちょうど境目にある畑では、現場に足を運んだことはないが、こんにゃく芋や果樹などを栽培されているらしい。その時々の季節、山の恵みにも知識が豊富で少しの会話の中からたくさんを学ばせていただいている。
銑鉄バス本社から新幹線と興産道路が交差するあたりからの滅多に車が通らない道路で一旦車を止め。一輪車を押して、Yさん曰く「山のテンカチ」にある畑で、お供の豆柴と仕事をされているらしい。
Yさんの「手作りこんにゃく」は朝市で人気。たまにお裾分け下さる「出来立てこんにゃく」の刺身は最高。
自分の手で栽培され収穫、芋の保存法も山で工夫されているので熟成して「うまみ」が増すと聞いている。その芋をご自宅のキッチンで「こんにゃく」に加工。まちがいない「こんにゃく」
ただ、いつも控え目で、傍から見ると尊い仕事をしておられるが、決して自慢されることはなく謙遜されるYさんには、これからもたくさんの事を教えて頂きたいと心から感じる。
「代々の農地を大切に守る」には大変厳しい時代になってきているように感じる。
お互い「雨が少しでも欲しいですねぇ」の一日。
厳しい暑さが続くなから、何とか皆が無事に仕事を終えられたこと感謝いたします。
あだちまさし