金曜日は疲れてぼんやり


BSで「兵士たちの戦争」「市民たちの戦争」がシリーズであり約20作ほど録画している。
渡嘉敷島集団自決の生存者証言は、沖縄戦前に艦砲射撃と空襲で村は廃墟になり、日本軍陣地のある山まで700名の住民は裸足で夜を撤してめざした。後方からはアメリカ軍が迫る。ようやく陣地に着いたが入れてもらえず。その絶望的状況のなかで家族が家族を殺す凄惨なことになり、約半数が殺された。親兄弟を殺した老人はいま認知症で施設におられたが、その記憶だけは鮮明に語られた。
平和を願うとき過去を学んでおきたい。同時に相手からの威嚇や武力にはどう応じるかの構えもいる。普天間基地は迷走しているが、国民の平和と安全を政府は選挙より優先するべきである。
防府を走るお昼まえ家内から「FM山口でアンジェラ・アキが出ている」とメールが届き30分インタビューと歌声を楽しみながら走った。