大霜の朝


朝は車のガラスが霜でバリバリに凍った。桜が散って寒さを感じることはわたしの記憶にない。日中は太陽が春の暖かさをとどけてくれ、お客さま用布団を屋根いっぱいに干すことができた。
昼寝用に飲んだビールは、来園されるお客さまに吠える、とくにやかましいハッピーの声で眠りは果たせず。夕方まで草刈りに汗をながした。
松原酒店からいただいた「風の番人」は宮崎県須木の焼酎。須木村は議会の時間がおおく国富町や綾町より会議録調整の売上は多かった。林道を通り山越して球磨郡多良木町に行く道中で、あるはずがない公衆電話があり、蜘蛛の巣をはらいカードを入れたが不通だった県境トンネルの出来事。多良木の議会職員は、電話をしたいと思うわたしの気持ちをキツネがだましたと解説した。