報道イコール真実ではない


阪神淡路大震災の1年後。長田区菅原市場で僧侶100名が法要する行事があり、下関ふく連盟の松村御大のお声かけで有志が5000人分のふく鍋奉仕に向かった。わたしと長女も加えていただき、当時おつきあいがあった山口放送の磯野恭子さんに「行きますよ」と伝えたらカメラが現地にきた。けれども鍋を食べる人々の映像は撮ったけれど、夜を徹して下関と神戸を往復した奉仕者のことにはカメラは無関心だった。わたしならば、夜明けに下関に戻り、鍋などを洗い仕事に行った人たちの姿を重ねる。地鶏騒動や亀田家騒動でもマスコミはなにを伝えたいのかわからない。これまで亀田家をあれだけ映像にした責任はなく今度は批判の論調。地鶏騒動で驚いたのは餌は「飼料」なのに「肥料」と字幕までつけている番組にはあきれる。無責任な情報洪水のなかで踊らされるのではなく真実をみつける視点がいる。よいお天気に恵まれ仕事はたくさんはかどったので酒がうまい!