きょう10年


農園10年の朝を鍵山先生とむかえる幸せになった。
10数年まえ、長崎県島原市の福祉作業所で働きはじめた長男を激励に松村御大・元岡(浜勝)社長・河村久仁夫(マスターズゴルフ)・中村勝子・井辻社長の豪華面々が島原市にお集まりくださった。さんざんにぎやかな宴会の二次会に移った店で数人男が飲んでいた。わたしが声をかけた。
男たちは鍵山先生の本に刺激を受けて佐世保のイエローハットまで掃除道具を買いに行き、明朝掃除の打ち合わせだった。島原鉄道バスの汚れた便器に我々全員、革靴とカッターシャツで取り組んだ。
その思い出を鍵山先生に申し上げたら、その後に島原掃除の会がうまれ講演に招かれたそうである。代表は本多という葬儀社で、その講演会の司会はお別れムードだったと笑わされた。それ以後霊柩車が一時間半もかけて佐世保店までタイヤ交換に来るそうである。たくさんのドラマがあるものだとおもった。
松原団地酒店が鍵山先生を空港までお見送りしてくれた。猛暑の山口市内を元気に配達した。