暑さにやっと耐え


半月ほどまえ毎日新聞「異論反論」で雨宮という作家が「夏の戦争報道を浴びるほど見た結果、右翼団体にはいったことがある…」と投稿した記事を読み返した。
その記事にたいして20日「みんなの広場」で77歳の方が「…戦争報道が平和を阻む戦争の告発とは受け取られず特攻隊への感動を呼び、愛国心を目覚めさせたとすれば、私はその風潮に危険なものを感じる…」わたしは特攻隊で散った隊員の遺書に、国を愛する心が読み取れ伝わり感動した。愛国心が危険だと思うほうこそ危険だと感じた。
同じ日付の山口版に古川薫先生が先日の総理お詫びの談話について「日本は確かに侵略戦争をした。反省するしかない。しかし、世界全体が帝国主義で罪悪感のない時代でもあった」東京裁判について「当事は一方的に屈服させられたが、時間がたって見えてくることもある」その時間がたって見えてくるものにわたしは関心がある。