ジリジリ暑い金曜日


きょうは下松~光市まで走る金曜日。午後から車内の暑さは最高潮。窓ぎわの腕がジリジリ焼けて痛いぐらい。団地のなかで遊んでいる子供は少ない。
わたしが子供のころは30度をこえる日はまれで、朝から自転車で常盤海岸に行き夕方ちかくまで夏空のしたで遊んだ。干潟を足でさがすとクルマ海老。ニナ貝にアサリやハマグリは母が喜んだ。台風のあとは母と海に行きばふんウニや魚をバケツでとった。
魚釣りで餌を買ったことはなく岩をハンマーで砕いたら本虫がとれ、竹の6角竿に台湾リールでキスゴやギザミをたくさん釣った。
滑走路拡張でいまはなくなった鍋島に干潮で歩いて渡り釣りをした。夕方、帰ろうと思ったら満ち潮で島で孤立した。無理でも帰ろうと首までつかって怖くなった。夜光虫が全身について輝いた。わたしを捜している大勢の人が照らす提灯がみえた。あの夜は母泣いたけれどわたしを叱らなかった。
こんなに暑い夏になり子供たちの過ごし方もかわったのだろう。