寅の大晦日


凍結の道を走り最初に着いたのは糸賀さんの病院。わたしができることはお見舞いに通うことしかない。6階の窓から降りしきる雪をながめて励ましにもならない会話を交わした。
今年最後の配達は周南市。今年一番つらかった場面は、井辻さん奥さまご葬儀。いまでもご葬儀で聞いた、奥さまが好きだった「人生の扉」がラジオからながれると胸が痛い。夫婦について痛切に考えさせられた。
一番うれしい出来事はふたつ。母が歩くように回復したこと。農園10年を鍵山先生をはじめ大勢の仲間がお祝いしてくださったこと。
今夜は家内が泊まってくれるから少しよけいに呑んで寝よう大晦日だから。