天皇陛下ご巡幸

昭和26年うまれ。わたしの幼い記憶にちょうちん(日の丸)行列に行き参宮通りを黒塗りの車列が通過するとき、沿道のお年寄りは道路に正座して額を地面にあてていたことを覚えている。2発の原爆。主要都市は焦土。300万人以上の男が戦死。その敗戦国がめざましい勢いで復興できたわけは、天皇陛下が日本各地をご巡幸され国民を激励されたことだとわたしは思っている。
午後、黄さんから「天皇陛下が福島あづま運動公園体育館に…」のメールが届いた。彼らふく鍋隊が奉仕した場所である。政治家は約束行脚。東電はお詫び行脚。天皇陛下は被災者みなさんにお気持ちを寄り添わせることで、みなさんの復興への勇気となろう。つねに国民の安泰を祈りつづける天皇陛下が日本にはある。