昨夜はＢＳ（ＮＨＫ）で終戦から２日間の検証番組があり録画した。２時に枕元の犬に小便で起こされ、済ませてから録画をみた。
１９４５年８月１５日が終戦とわたしは思っていたが、世界の認識は戦艦ミズーリ号で降伏文書に調印した９月２日が日本敗戦だと知った。８月８日から千島列島を攻め続けたソ連の理屈もうなずける。玉音で戦わないという日本の理屈（武士道）は連合国には理解できない。彼らはサインの日がその日である。
さらに驚いたことは調印の夕方、ＧＨＱから「三布告」を明朝から発動する通告があった。◆英語を公用語とする◆Ｂ円軍票を日本法貨とする（ドル）◆司法権はＧＨＱにある。この三布告を発行までの１２時間で命をかけて阻止したふたり。
横浜の指令部ホテルに潜入しマッカーサーとの談判を要求した外務省の岡崎という男。早朝その岡崎を伴い外務大臣の重光はアポなしでマッカーサーを訪れ、この布告は日本政府を通さず、直接国民に布告する。それはポツダム宣言からすれば暴挙であると訴え。その結果、日本国の消滅はまぬがれた。ただし沖縄は直接統治され三布告はおこなわれた。学生時代にこんな大切な歴史は教わらなかった。早朝学習できょうは眠たい１日だった。