頑張れ!はわるくない


諏訪病院、鎌田實先生は患者に「がんばらなくてよいから、あきらめないで」と寄り添われる。その「頑張る」が神戸や今回の災害でも「これ以上なにを頑張るのか」と言われ禁句のようになる。
昨夜、数年患われたお母さん「きのうなくなりました」と桂子ちゃん(歩き遍路)から訃報メールが届いた。慰めの言葉がみつからない。早朝、考えたあげく月並みな言葉を文字にしてメールした。
母や家族を失った女子高生が、東京フィルハーモニーに招かれ「あきらめない」をトランペットで吹いている番組に「頑張れよ」と声援をおくった。言葉を裏打ちする心はきっと届くから、言葉に躊躇することはない。