待望の雨


「菜種晴れ」は5歳で養女に出され、頂点でも底辺でも凛と生きたニ三に何度も涙をこらえることができなかった。今朝から「欅しぐれ」賭場の貸元が「賭場では金を木札にかえて勝負をする。百両でも木札なら勝負ができる人心」山本一力の江戸人情にどっぷりつかって至福の読書。
ぎらぎら日照りが続き井戸水の量が気になっていた。断続的な夕立が1日あったから井戸の水位はかなりあがった。山口市内の配達ではずぶ濡れになったが、この雨はうれしかった。
この時期、NHKは戦争を兵士や市民の視点で構成した番組をながす。とうぜんご苦労された証言になる。わたしは、300万人以上の尊い犠牲のおかげで、今の日本があるという「まとめ」をするのが日本のマスコミだと思うが。どうもちがう。