野良猫に情け


毎年「犬カレンダー」をくださる幸嶺園の徳永園長と長いあいだお会いできなく、園玄関のカレンダーも定番(犬)ではなく、ずっと健康を案じていた。きょうお会いできて女傑ぶり健在で安心した。
墓を掘るためユンボの車庫に行ったとき、ワラを敷物に痩せ細った猫がいた。18キロの愛犬が7キロまで痩せた姿が重なり、もう使わない愛犬の食器に餌をいれておいた。今朝、餌はきれいに食べられていた。これから毎日、愛犬に食べさせる量を置いておこう。
夕方、末娘が線香をあげにきてくれた。最後に抱いて農園周囲を歩いたとき、目をおおきくひらいて見回した姿を思いだすたびに涙がでる。悔いはまったくない介護ができた。