あたりまえの感動


金曜日は防府市がおわれば母にあいに行き、しばらく会話をかわして洗濯物を預かる。
佐波川沿い、いつもの場所で弁当をいただき、シートを倒せばすぐ眠りにおちる。きょうは30分熟睡できた。
秋穂荘の風呂に立ち寄り湯船で海をながめながらまどろんでいた。数人の客のなかで、洗い場でおわったあとガラスと椅子を洗って桶を伏せたご年配がいた。
脱衣場で服を来ているとそのご年配があがってきた。わたしのカゴの近くに脱いだ下着や上着がたたんであった持ち主だった。話しかけた、下松市から奥さまとはじめて秋穂荘に海老料理を食べにきた。料理はうまい。風呂は眺めが最高で満足しました。と笑顔がよかった。しばらく脱衣場で裸のお付き合い。気持ちよくお別れをした。
なにか特別なことができる人もよいけれど、脱いだ服を整然とたたむことができ、風呂場全部の掃除はしなくても、自分がつかった場所はきれいにする。あたりまえのことができる感動をみた。わたしも生活のなかでやらねばと思った。
母とはおだやかに会話ができた。歯ブラシをなくしたので2本買っておいた。はなちゃんを話題にしたら涙をながした。ポンポン菓子がたべたいリクエストを受けた。