ゆでタマゴはご注意


防府市の斎藤さん宅で「お尋ねしたいのですがタマゴのことで」とあらたまって聞かれた。なにか問題でもあったのかと思ったら「ゆでタマゴのカラがむけないのです」と真顔で言われた。新鮮なタマゴはカラに対して100%の中身があり、それでカラに白身がつく。1週間ぐらい経つと水分がぬけるのできれいにカラがとれるのである。その説明をしたら謎が解けたような顔になられた。
きのう天宿温泉からあがって休憩所に座っていたら泊まり客の子供が来た。景品がでる「ガチャガチャ」に100円硬貨を入れてはハンドルを10回もまわした。お年玉で思いっきりやったのであろう。その後の光景は想像したとおり、出したプラスチックに入った景品を両手で持つことができない。何回やってもガラガラと足元に散らばる。とうとう見かねたマッサージ室のお嬢さんがビニール袋を差し出した。わたしも抱えきれないほどの幸せをこぼしているのだろうと思ってしまったのである。