生き方に感動


下関市の午後。留守番のばあちゃんと玄関でいつもの会話。きょうの会話はわたしの生き方にアクセントを与えた。
77歳のご主人は木工職人として生きてきた。退職してもその腕を頼られて、現場が多忙になると「来てください」と今でも声がかかる。その要請が生き甲斐になり、仕事のない日は散歩や腕立て伏せをして体力維持に努める。ずいぶん前「わたしの賃金、1日が1万2千円は仕事が遅くなりましたから8千円にしてください」と会社にお願いされた。
矢沢永吉も「金を稼ぎたいからではなく、ステージから離れたら人生が終わると思う」
わたしは、農園でいただく賃金を来年から減額するよう、額を示して先月の15日に正志に伝えた。その額を基礎にして人を雇用するように頼んだ。