捕れたらどうする


過酷な「行」に比叡山千日回峰がある。早朝から夜にかけて峰々を80キロ、毎日続ける行だと覚えている。
今朝も勾配が急な道を息を早くして上っていたら、小郡から美祢市の高校に自転車通学の男子がサッとわきを走り抜けた。暑い朝も、雨の日も制服でペダルを踏む。3年の回峰行のようにまぶしく見えた。汗や雨で汚れた制服を整える親の祈りも感じた。
専修大学野球監督を長年された今村さん(70歳ぐらい?巨体)が畑を荒らす猪に業を煮やして狩猟資格をとる準備をされている「来年は猪肉で呑みましょう」と言われる。鉄砲は取れないからワナ。つまり生きた猪の足をワイヤーで捕らえる。で、どうやって殺すかね。と質問したら、まだ考えてない「金属バットで叩けばよいでしょう」しかし、必死の猪にバットを当てることは可能かどうか。猪肉宴会ができるかどうか。