山本一力


児玉清さん晩年だったから2縲怩R年前のことになる。児玉清さん曰く「一力さんは、江戸を見てきたような人」それはラジオ「大江戸案内」という1時間番組で一力さんが江戸、とくに庶民が何を食べ、何を着て、どんな遊びをしていたか、貨幣価値はという江戸文化を克明に、野太い声で語る。それを「江戸を見てきた」と評された。わたしもその番組ファンになり、書店ではじめて求めた山本一力作品は「まとい大名」この一冊で山本一力ファンになった。
今朝の5時すぎ、NHK総合テレビ「桂文珍の演芸図鑑」はその一力さんがゲストだった新聞配達や工場労働など多彩な職歴を、あの声で語られた。その職歴のなかで「本質を見極める」ことが身についたふりかえられた。
母に会いに8時半に行ったが、とても眠そうで会話にならなかった。昨夜は眠れなかったのかもわからない。金曜日に持参した鉢植えの水をかえて帰った。