大寒の入り


母が「家にもどりたい」をいい始めると返答に困り足が遠退く。今朝、それを言わないことを念じながら朝食に間に合った。雑炊を無表情でも一番早く平らげたから食欲はある。部屋でいろいろ語ってくれた。母がうまれた日、出雲は大雪だったらしい。母の名前は父親が命名した。父親は書道に秀でていた。どこまでほんとうかわからないが「家にもどりたい」でなければ嬉しく聞ける。別れぎわは握手をもとめてきた。寒タマゴのスポット注文が多く、日曜日の昼はビールと昼寝だが、きょうはできなかった。穏やかな大寒の1日がおわった。