ムカデの季節

早朝、清水次郎長「背負い富士」を読むため、コーヒーをドリップした。海賊とよばれた男と同じように、人生をまっすぐに生きた次郎長。最後「跋」の章は読みきる時間があったが、今夜の楽しみに本をとじた。
美祢市のプロパンガス会社に卵を届け、農園の15キロガスボンベ充填もした。社員さんが朝のお茶を飲みながら雑談「きのうの夜、布団にムカデがおって」と口火がきられ、それぞれがムカデ恐怖体験を話す「予防はあるかね」とわたしが尋ねた「わりと効くスプレーがあるけれど、美祢のホームセンターはいま売り切れらしい」それだけムカデが出ていることに驚いた。
ツバメが巣のなかで動かなくなった。もうじきピィピィとヒナが騒ぎだす。今年はアオダイショウが近寄れない工夫をほどこした。無事に巣だってくれたらよい。