サヘル・ローズ

4〜5年前、イランが空爆されたとき全滅した村の廃墟からただひとりボランティアの女子大学生に発見され救われたサヘル・ローズ。その大学生が育ての親になり数奇な人生を体験された。そのラジオ放送を、わたしと一緒に感動の涙で聴いた地元の県議がNHKに問い合わせることからはじまり、放送の数ヶ月後に宇部シルバーセンターで会費千円でサヘルを招いて講演会が催された。いまは売れっ子芸能人だが、あの頃は美人の少女。ポケットから肌身離さず入れている母(当時の女子大学生)の写真をみなさんに回覧して見せてくれた「いつかオスカー賞をとり母にプレゼントします」の言葉に拍手は止まなかった。そのサヘルがNHK旅のチカラ「失われた故郷の記憶を求めて サヘル・ローズ イラン」を録画している。今夜はサヘルの生きる力を思いだそう。
防府市、華城交番前を警官が歩いてパトロール中。視線がぶつかった「松村さんかね!」と「足立さんかね!」やっぱり松村御大の息子さんだった。ますますお母さん(貴美さん)似になった。交番前でわたしの大声に中から警官が飛び出した。きっとトラブルと思ったのだろう「知り合いです!」と松村さん。被災地福島の治安維持に志願で赴いた。だから尊敬して松村さんと呼んだ。よい出会いだった。