亀の恩返し

きのう、涼しくなった夕方、草刈りを機械でやりにくい場所に除草剤を散布して歩いた。草むらがザワザワ動くので棒切れで確認したら亀甲模様が消え黒い甲羅の大きな亀。両手で持つと臭いかもわからないからバケツをとりに行き川まで運んで逃がした。相当長生きしているらしいから竜宮城かもわからないと思った。8時ごろ犬が激しく吠えるので窓をあけたらライトを点灯した車が来ていた「宅急便です!」と言う。階段をおりたら宅急便が作業場に入っていた。なんと牧クンだった「別府から大阪に向かう途中です。10分おじゃまします」仕事(高速道路メンテナンス)は順調で海外旅行ができるほど稼げている。短い時間で宮崎弁つかいまくりで近況を語った。わたしに宮崎の瓶入り芋焼酎。西君お供えに別府銘菓を置いて2時までに大阪に戻りたいと走り去った。上海で飲食店をはじめたが撤退。いろいろ大変な毎日を過ごしているから便りもないのだろうと案じていた。神戸の震災からの付き合いのなかで彼は一番スリムになっていたが元気いっぱいだった。
カメの恩返しは元気な牧クンとカメ入り焼酎。
暑い山口市内を走り終えて農園にもどったら35度。夏がはじまったばかりでこの暑さ。年々季節がきびしくなる。