一隅を照らす

山口市内のおばあさん。きのう地域の集いがあり会場に子供を乗せてきた若い母親が、駐車場整理係に要領が悪いと窓ガラスごしに怒鳴る姿をみた。
なんと嘆かわしい社会になった。温暖化で気象環境がかわる。国の債務は増えるばかり。将来を生きる子供たちがかわいそう。
日本を代表する、ブランド力の店の役員が、食品偽装を手違いのような釈明。JR北海道もある。これから先、日本はどうなるのか。不安な気持ちを話された。
言われることにわたしも共感する。けれども、悪い出来事に目をうばわれるより、わたしは昔「一隅を照らす」という生き方を教わった。
例えば、世界中を掃き清めることはできないが、わたしの周囲だけは掃き清める。世界中の人がその気持ちになれば世界がかわる。
いつの世にも、嘘をついてでも儲けたい。自分がよければ。そんな人種はいる。その反対「大義」というのだろうか、黙々と実践される人もたくさんおられる。
吉部八幡宮「芋煮え祭」にお供えをさせていただいた。今朝、野村宮司直々にお下がりの供物を農園まで届けてくださったと家内から聞いた。
餅に和菓子に御神米などは皆さんにわけよう。わたしは「神職身分浄階特級昇級記念 吉部八幡宮第23代 野村清風宮司」(先日、陛下から頂戴された神職最高位)の記念手拭いをいただこう。