宝くじ戦略

わたしが最後に韓国ナザレ園訪問団のお世話をしたのは、農園をはじめて1年後の2月だから15年前になる。井辻さん・林さん・熊本さんが広島県から参加。松村貴美さん河村隆子さんなど山口県総勢15名で海を渡った。お笑いの高山清君もいたのでとても楽しい旅をした。
美祢市から参加されたご婦人、Bさんはその後たくさん人生の波を越えてこられ、わたしは月曜日に毎週お会いしながら会話を交わしてきた。愛犬のゴールデン(名前はシルバー)が末期のがんになり苦渋の選択、安楽死を決断された。わたしはBさんに犬の話題は避けてきた。
ご主人が公務員を退職された直後に病にみまわれ現在も入退院を繰り返され、そのひとつ透析の日は待合室で半日が終わる生活をされていた。その疲労が言葉や顔色からうかがえていた。
昨夜「入院して開腹手術を受けました」と弱々しい声で電話があった。月曜日にBさんが近所に配達してくださっている卵の配り方を伝えてくださった。
気難しい人を山口弁で「へんくう」と呼ぶ。Bさんご主人は「へんくう」Bさんはほぼ毎日通院のご主人をおいての入院は心配だろう。
歳を重ねて、いつかは誰もが自分の老いを生きる現実に向き合わねばならない。
寒くない朝をむかえた。太郎さんは抗生物質2錠投与で目の下の化膿がずいぶん改善した。5錠で治れば財布が助かる。
ミニロト宝くじ週1000円を48週買い続けた。結果は4000円ぐらい当たった。これから先ずっとはかない夢を買い続けるのかと昨夜考えた結果。
毎週買うのはやめて、月はじめに私の1ヶ月予算限度額4000円をいちどに買う。これまで週5本の確率が20本の4倍になる。
けれども一回の発表で夢が消えたらさびしいから、当選発表を見るのは月末にすれば夢は持続できる。
来月1日の月曜日に、ささやかな「まとめ買い」をしょう。