ジャガイモ作戦


8年前に思ったことのなかに「一度だけ雛鶏を買って、あとは孵卵器でヒヨコをつくれば金はかからない。なんと俺は頭がよいのだろう」と。実はその逆だった。遺伝の法則では劣勢(タマゴをたくさんうまない)が遺伝することを知った。つまり、餌代は同じでも儲からない鶏になるのである。
金曜の下松市で農業の森岡じいちゃんに得意に話した「春のジャガイモを収穫したとき、小さい芋はまた埋めておけば秋までに収穫できる。秋にはまた小さい芋を植えれば霜がおりるころには収穫できる。種芋代がかからん方法とは思いませんか」と極秘作戦を打ちあけた「まぁやってみることが勉強じゃ」と笑われた。その第一は、病気になっている芋がある。その二、夏の暑さで枯れる。その三は、春と秋と種芋の種類がちがうとノックアウトされた。
金曜をしっかり働き風呂もビールもすませた。窓越しにいろいろな鳥が飛んでいる。みんな一日精一杯に生きたのだろうと感じている。今夜はの友は「南泉黒麹」。