テレビで寝不足

BSドキュメンタリー「天国には行かせない・ISと戦うクルド人女性部隊」
ずいぶん前から見たいと思っていた番組が昨夜録画されている。
午前2時に目がさめたので1時間見た。
シリア、トルコ、イラクに約7千万人のクルド人が国を持たず迫害を受けながら生きてきた歴史がわかった。
シリアに端を発したISの台頭。IS掃討戦に欧米やアメリカから武器などの供与がある。クルドは最新兵器を手にできる。
わたしの見方は、この武器を使いISを壊滅させて悲願のクルド国家樹立を、この最新兵器でねらっている。つまり、ISを掃討したあと欧米やアメリカはクルドと新たな戦いになろう。
国家樹立が大義のクルドと寄せ集め兵士のISでは力の差がある。
クルドの女性。クルドのなかで人間的な扱いをされなかった。この混乱期に女性の地位をあげる働きができると、若い女性が志願して兵士になる。女性は女性として戦う大義を見いだした。
ISでは、戦いで殉死すれば天国で70数名の処女が神から与えられ幸せな日々が約束されると洗脳される。だから自爆も平気。ところが「女に殺された兵士は天国には行けない」の文言がある。
女性権利獲得の大義を抱いて勇猛果敢に戦場を走るクルドの女性兵士。この女性兵士の銃弾で死ねば地獄に落ちるISの兵士。戦争の構図は複雑だと感じた。
捕虜になったISの若者二人にクルド兵が「何人殺した」と聞いたら「70人以上。麻薬の力を借りて殺したから数はわからない。斬首は、痛みがあるように切れないナイフを使った」
平和安全法制が衆議院で審議されている。集団的自衛権で自衛隊員のリスクはあるか。の野党質問に防衛大臣も総理も「ない」
誰が想像しても、戦地に赴けば命のリスクはある「あります」と明言してから議論を深めてほしいとラジオを聞いた。
隔週木曜日。小月ホースパークにお届けしている。
寡黙な父親と息子が約10頭の美形の馬たちを早朝から世話をし、馬場というのだろうか、馬術の場をととのえている。わたしは、毛並みがピカピカの馬にあえる木曜日がウキウキ。
今朝、寡黙な父親が「宇部からトレーニングに来ている子供のお母さんは、英会話の先生で、うちの卵パックを見て、しんあい農園ですか話題になりました」と話された。
真砂恵さんの近い親戚で、彼女は宇部市長の通訳もされていると聞いている。
思いがけないご縁に驚いた朝7時。寝不足でコーヒーに頼った木曜日を終えた。