焼酎で気持ちは九州


井上酒店にタマゴを届けて焼酎を品定め。買う品物は決まっているけれど、ラベルを読みながら生産地など九州通のわたしにはその地域がうかび楽しい時間になる。店主が「安く飲むなら35度を買って水割りです」とアドバイス。日南市の京屋酒造「甘露35度、2240円」に決めた。これで2本分になれば安上がりである。
農園に戻ったら長崎県小浜市の田中さんが留守中に立ち寄ってくださり高千穂町の芋焼酎「天孫降臨」を差し入れてくださった。高千穂にもたくさん思いでがあるけれど、娘ふたりを連れて出張したとき高千穂の民宿で泊まった。会社の慰安旅行でも訪れたし、宮崎歩き旅の45歳では日向市から高千穂まで登り坂の50キロはえらかった。宮崎県内を走りまわった20年前には「百年の孤独」はホテルの売店でも売っていた。わたしが居酒屋で飲んでいたのは「はまゆう」これにイワシの尾びき、カンパチやカジキの刺身、いまの季節はカツオ。冬は高鍋部のカキ。ウナギもうまい。
南九州の空気はいまでも大好きである。