蝉が鳴きました

朝6時。気温17度。くもりのち雨。Tシャツ一枚では肌寒い朝。昨日、Fさんと一緒にしたペースの少し遅め採卵で仕事を始めた。

10時までには採卵を切り上げたかったが、少し時間がオーバーするも気持ちは多少のゆとりがあり、選別、パック詰めもスムーズに終えることができた。

先日、堆肥を定期的に取りに来られる農家さんからIさんの仕事ぶりを大変評価していただき嬉しかったのもあり、いつもは「あたり前」だった彼女の仕事ぶりを確認しながら手を動かす。産卵時間や私の採卵回数、給餌の合間に挟む作業を自分なりに計算しながら仕事が伺える。

鶏舎が賑やかな午前中の作業は何かと慌しいが、よく動いてくれる彼女に感謝の月曜日。お昼ごろになると、ひととおり産卵を終え、お腹一杯の鶏舎からは「クゥ〜クゥ〜」と鶏の静かな泣き声が聞こえる。

午後、Iさんが採卵を始めたころ蝉の鳴き声を初めて聞いた。もしかすると前にも鳴いていたかもしれないが、今日はハッキリ聞こえた。これから夏本番になるが農園で「初蝉鳴き」をつかまえ少し優越感に浸る。

彼女が午後の採卵を終えたと同時に雨が降り出し、本降りになる。

毎週月曜日に配達に伺うIさんは榊を栽培出荷しておられる。一年近くタマゴをお届けしているが、毎回忙しそうに玄関に出てこられるので、先月、思い切ってお仕事を尋ねたところ、榊の出荷作業で毎日バタバタしておりますとのこと。

我が家にも神棚があり、母が榊を買いにアチコチ車で走っているのを知っていたので、先月から1日と15日近くの配達日に購入させてもらうお願い。

先週は「今は新芽の時期でねぇ」と申し訳なさそうだったが、母からは喜んでもらい嬉しかった。今日持ち帰った榊は先週よりキレイなことは自分でも分かった。

帰宅後、ポストに太秦の妹から封書。先生からのお礼状と祖母の納骨写真が添えらており感謝でした。

今日も一日ありがとうございます。

あだちまさし