祝日の古民家レストラン

朝6時。気温5度。くもりのち雨。最高気温14度。春分の日。

朝、農園へ向う道中、2号線の厚東駅前から立熊線に入ってから到着するまで、前を行く車もすれ違う車もなかった。

祝日なのでIさんを早上がりさせるため採卵をしながら餌の残量確認。「ここはギリギリかなぁ」と思う鶏舎3つも含め全体の6割給餌を止めるようメモを渡す。

夕方からの雨は明け方上がる予報だったこともあり。ただ今、明日の予報を確認すると昼頃まで雨が続きそう。恵みの雨であるが、明日の作業が少し気がかり。

月曜日は農園の仕事を終え「楠こもれびの郷」から配達を始める。

隣接する築120年の古民家を改築されオープンした「古民家レストラン倉(sou)」。

隣には「ベーカリー クルール」、裏には万農塾の作業スペース。

一昨年の年末、重枝シェフが厨房に立たれるようになられてからお取引をさせて頂き、昨年の半ばあたりから安定した受注を週2回で頂いている。

ランチは2000円から。ディナーは5000円からの欧風コースメニューとカフェ。

最近、タマゴのお客さまから「倉で食べた農園のタマゴを使ったプリンが美味しかった」とチラホラ耳にすることが増えてきた。

毎週月曜日に厨房へタマゴをお届けする時間が丁度、スタッフの皆さんが「まかない」を食べられている時間と重なる。

麺類や丼を重枝シェフが「ちゃちゃっと」作った「まかないご飯」が大変美味しそうで「今日のメニューは何ですか?」と尋ねるのが楽しみの日課だが、

今日は祝日で、デザートの盛り付けなどで厨房の中はてんてこ舞いの連休最終日。

タマゴをお届けするお店が繁盛している様子は自分のことのように嬉しい。

あだちまさし。