みゆき寝る

朝6時。気温5度。晴れ。最高気温20度。川沿いの桜が勢いよく咲き始めた。

今朝は放射冷却で作業車のフロントガラスがガチガチになり、ワイパーも凍り付いていたが15分ほどで解凍した。

プロ野球が開幕し、Iさんのノートが賑やかになってきた。

昨日まで、彼女が応援する「ジャイアンツ」の試合結果が書き込まれており、日曜日には「3勝」と付け加えて書き込みがあり、少々イラッとしながら返信した。

私が愛する「広島カープ」も「タナキクマル」が好調で阪神に勝ち越してはいるが、なぜかジャイアンツが勝つとイラッとする田舎者なのである。

今日からペナント3連戦。名古屋で広島が大爆発することと、横浜で読売が失速することを祈りながら晩酌を始める。

先週、Iさんの母親から、シゲオの病状をノートに書き込みがあった。

素人的に考えてもて、少しデリケートな箇所の手術で心配していたが、術後の順調な経過とリハビリの様子を拝見し、少し安心した。

シゲオが入院してから、Iさんの日曜日は「朝8時。コーヒーを飲む。新聞を読む。みゆき寝る」といった感じだったので、

ノートを通して「Iさんも一緒に病院に連れて行って下さい」とお願いしていた。

ジャイアンツ「3勝」のあと、段落を変えて、「シゲオ7F」と彼女が書き加えており、

小野田市民病院の7階でリハビリを頑張るシゲオを見舞ったことを、少ない単語から読み取った。

聴覚障害がある兄と妹の「耳となり、口となり」のシゲオの回復を祈る。

あだちまさし。