浮いて流れる馬のクソ


真締川にアザラシが出没したらしい。中学生のころ、釣は台湾リールという竹リールと六角のつなぎ竿だった。餌は買うものではなく掘るものだった。自転車で真締川に行き、スコップで泥を掘るとなんぼうでもゴカイがとれた。当時、農業は牛や馬が主役で宇部では有名な「真締川、浮いて流れる、馬のクソ」という流行言葉があった。馬がひく荷台に木製のタンクがあり人糞を買う商売もあったような記憶がある。俺もジジイになったものである。
クーラーをつけて昼ご飯。缶ビールもおともになった。昼寝は60分、完全熟睡だった。2時から4時まで草刈をした。右手の傷はこわいぐらい大きく深いけれど、一日3回消毒しているせいか化膿はしていない。草刈も右手が不自由では難儀である。洗顔は左手で猫状態。