乃木神社参拝を果たし


午後2時。観光ガイドをお願いして長府を3時間歩くスタートをした「一番行きたいところがありますか」と問われたので「乃木神社を」とお願いした。巧山寺や毛利邸もよかった。毛利邸では乃木との間柄がひときわ親密だった明治天皇が数泊された部屋にわたしもはいりタイムマシンにゆられているような気持ちになった。
乃木神社に着いたころには雨足が強くかった。たくさんの感動があったのは「斜陽に立つ」を読み返し、古川先生の講演を聴き、ビデオで「203高地」を観た。もちろん司馬遼太郎の言う「乃木」も読んだ。わたしの心のなかで立体的になっている乃木大将。その源に行き水師営の写真。203高地の土。たくさんの遺品がわたしにおおきな感動をあたえた。よい一日だった。