愛国心


アメリカの喉もとキューバにロシア軍艦が寄港したニュースを聞いて思った。もし萩の海岸に他国の軍隊が上陸したとき、警察が行けば「どこから来ましたか。名前はなんといいますか。目的はなんでしょうか」ぐらい。自衛隊が行っても相手が攻撃してきてから大臣に「応戦しますか」と判断を仰ぐ程度で戦闘能力はない。頼みの綱はアメリカとは思わない。
わたしが育った環境のなかでは「愛国心」というと白い目でみられそうでそれは避けていたように思う。しかし自分の国に自信と誇りをもつことを学び、自国は自国で守るという気概は当然必要なことだと思いはじめた。
山口市内の古老に配達のタマゴを渡しながらそれを言うたら「使ったらいけんけれど、強力な力は持っておかないと国は守れない」と言われた。拉致問題にしてもまだ解決の糸口がない。