暴風雨で荒れた一日


朝から風雨で大荒れ。配達などをおえて最後は持世寺温泉に立ち寄った。車には石鹸・タオル・着替えの下着一式・軽石など温泉グッズをのせている。
湯船の先客は一人、大柄でなにか大声で喋りながらタオルで身体を洗っている。その石鹸が湯船まで飛んでくるけれど注意してもやめないだろうと思って湯船の場所を移動した。肩から腕に彫り物をしたおじさんが入ってきた。ふたつある湯船でひとつは温度が熱い「こっちは熱いの」といいながらわたしのそばに身を沈めた。ところが大声と石鹸の泡が飛び散り、わたしとおじさんは苦笑しながら熱いほうの湯船に避難した。
電話が夕方あった。10歳年下で昔よく釣りに行ったりした大工の「大村達也」だった。まだ嫁はなく夜の街を楽しんでいるという。ちかいうちに農園に飲みに来るというから「来いや」と誘った。