鳩山優位に感じた


早めに下関に出たけれど農園に帰るのは遅くなった。きのうおこなわれた党首討論を「あんたどう思うかね」という話題が何ヶ所かであったからである。結論は鳩山断然優位というのが45分、車のラジオで聴いたわたしの感想。
理由は三つ。ひとつ、民主党が政権とれば消費税は4年あげない。その財源は無駄の排除を優先する。例えばアニメの殿堂など。
ふたつ、政権とれば郵政問題は西川社長を辞めさせる。総理は鳩山大臣との書簡やりとりが公表されたことに異議を唱えるが、本質は総理のブレでしかない。国民はそれぐらい理解できている。
もうひとつは、討論最後の数分間で、小沢さんの第7艦隊発言を唐突にとりあげた。これは民主党の総意ではなく個人的見解だとわたしは思っている。それをいかにも問題視する総理の窮地においこまれた発言に閉口した。この場面では鳩山さんがアニメの殿堂をやめて母子家庭にこの予算を充てようという発言だった。
もうひとつ加えれば、このアニメはいま計画が浮上したもの(つまり麻生の責任ではない)ではなく、安部総理時代から積み上げだったと答えた。鳩山党首は「それならば補正予算計上はおかしい」と釘をさした。補正は災害など緊急的、突発的なことでの予算であり継続されているなら本予算で出すべき。
麻生さんのダミ声だけがやかましく感じた。